北みやぎ外科クリニック院長の廣澤貴志です。2025年新年あけましておめでとうございます。昨年はパリ五輪での日本選手の活躍や、メジャーリーグの大谷選手の大活躍など明るいニュースがありました。

一方で、日本やアメリカの衆議院選挙の結果や円安・物価高、AIの進化などに代表されるように世の中が変わっていくスピードが以前よりも大幅に増していると感じるこの頃です。コロナ禍後の医療を取り巻く厳しい状況もより一層加速しているように思います。

当院は2021年11月1日より診療を開始して約3年が経過しました。多くの皆様のご支援のもと、2024年1月1日~12月末日までに750件の日帰り手術を無事に行うことができました。内訳は肛門手術198件(痔核、痔瘻、裂肛、直腸脱手術)(血栓摘出や切開排膿などの外来手術を除く)、腹腔鏡手術101件(鼠径ヘルニア、胆石症など)、皮膚・皮下腫瘤切除(ガングリオン切除やイボ・ホクロなどの自費切除を含む)451件でした。関係者の方々に心から感謝を申し上げます。また、患者様には大崎市内や宮城県北の栗原市、登米市、美里町、涌谷町、加美町、大郷町、大和町、色麻町、石巻市、東松島市、南三陸町、気仙沼市、富谷市、仙台市、一関市、白石市からも手術のために受診して頂きました。

 ご来院いただいた患者様とそのご家族様には、多くの医療機関の中からさらには遠方のご不便にも関わらず当クリニックをお選びいただいたこと、スタッフ一同御礼申し上げます。皆様方からのご意見・ご感想をより一層真摯に受け止め、スタッフ一同、患者様やご家族に「ここで手術を受けて良かった」と御満足頂けるようにさらに精進して参りますので、本年も宜しくお願い致します。

なお諸関係者様のご厚意・ご配慮により、「北みやぎ外科クリニック」は本年より日本大腸肛門病学会の関連施設に認定されることとなりました。宮城県北においては肛門疾患を重点的に扱い根治手術を行う病院は極めて限られているのが現状ですので、肛門疾患における地域の拠点医療機関としての重責をこれからも継続していく所存です。

一方で、年々手術件数が増えてきており、本年より「月曜・木曜・土曜の午前中」の外来診療は、初診・再診ともに「完全予約制」とさせて頂きます(午後はご予約なしでも診察が可能で火曜・金曜日は午前・午後ともにご予約なしで診察が可能です。)。初診のご予約(鼠径ヘルニア、肛門疾患、胆石症、皮膚できものの日帰り手術希望の初診の方のみ)については当院ホームページの予約ページ(https://www.northmiyagi.jp/%e4%ba%88%e7%b4%84%e6%96%b9%e6%b3%95/)からのご予約が可能です。再診のご予約(当院での手術後の方のみ)の方はお電話もしくは当院窓口などでお問い合わせください。予約枠は制限がございますので必ずしも予約ができることを保証できるものではなく、またご予約は待ち時間がないことを保証するものでもありませんのであらかじめご了承頂けますようお願い致します。

日帰り手術に関しましても、できるだけ患者様のご要望にお応えしたいとは思っておりますが、安全性を最優先としておりますので、手術までの待ち時間など御不便をお掛けすることが多くなることが予想されます。何卒ご理解の程お願い申し上げます。